大宮区でかしこく探す皮膚科の名医
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このページでは、かゆみや赤いブツブツ、あかが増えたような症状が見られる疥癬について紹介しています。原因やどのような症状が出るのか、また治療方法についてまとめています。
疥癬は、小さなダニ(ヒゼンダニ)がヒトの皮膚に寄生することによって起きる皮膚の病気で、ヒトからヒトへうつります。通常疥癬と角化型疥癬の2種類があり、それぞれ寄生するダニの数が異なります。
疥癬は「ヒゼンダニ」という小さなダニが原因で起こります。虫眼鏡で見ることができる程度の大きさですが、ヒゼンダニは手首や手のひら、指の間、ひじ、わきの下などさまざまな所に横穴を掘り、そこに卵を産み付けます。この穴は「疥癬トンネル」と呼ばれていますが、産み付けられた卵は幼虫から成虫に育っていきます。
ヒゼンダニは、人の肌から離れると長く生きられない点が特徴。さらに、高温や乾燥にも弱いことが知られており、50℃以上のところで10分以上晒された場合にもヒゼンダニは死滅するとされています。
疥癬のうち、「通常疥癬」と呼ばれるものの場合、皮膚症状としては疥癬トンネルや赤いブツブツしたものができるといった症状がみられます。疥癬トンネルができやすい場所は、上記でも説明している通り手のひらや指の間、指の側面などが多い傾向があります。
また、丘疹と呼ばれる赤いブツブツは、お腹や胸、足、腕にみられることが多く、強いかゆみがあります。男性の外陰部に数ミリのしこりがみられる場合もあります。
「角化型疥癬」と呼ばれるものの場合、主な症状としてはあかが増えたような状態になります。足や手、おしり、ひじ、膝などにザラザラと厚い、灰色から黄白色の重積したあか(かさぶたや角質など)がみられます。また、場合によってはこういった症状が爪に見られるといったケースや、手のひらや足だけなど、限定した1部位のみにみられるといったケースも。かゆみを感じる場合、かゆみを感じない場合両方のケースがありますので、かゆみの症状は人によって異なるといえるでしょう。
皮膚科で疥癬の検査を行う際には、顕微鏡検査やダーモスコピー検査を実施します。これらの検査でヒゼンダニが確認できた場合には、診断が確定されます。血液検査では疥癬の検査はできません。
顕微鏡検査を行う場合には、まず症状がみられる部位から皮膚を一部切り取り(ピンセットやはさみを使います)、顕微鏡での観察を行います。また、ダーモスコピー検査では、10倍ほど拡大が可能な虫眼鏡であるダーモスコープで皮膚を拡大してヒゼンダニがいるかどうかを探すことになります。
疥癬の治療には、飲み薬や塗り薬が用いられます。塗り薬を使用する場合には、首から下の全身に塗り残しがないように塗ることが大切です。手や指の間、足、外陰部には特に念入りに塗りますが、正常なところも含め手が届かないところには他の人に塗ってもらってください。塗り薬としては、フェノトリンローションやイオウ剤、クロタミトンクリームのほか、安息香酸ベンジル(患者または代理の方の同意が必要)といった薬を用います。
加えて、かゆみに対しては、抗ヒスタミン薬の飲み薬を併用して治療します。
疥癬という皮膚の病気について、その原因や症状、検査方法、治療方法をご紹介しました。かゆみやあかが増えたような症状が出る疥癬は、ヒトからヒトにうつるものでもありますので、早めに皮膚科で診察を受けるようにしましょう。
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